峡谷の景色を眺めたり、写真を撮りながら河原を歩いて進むと、徐々に峡谷が深くなっていきます。

15ｍの高さの滝を、ハーネスとロープを繋いで下降します。ロープはガイドが安全に操作します。下降中、あなたに余裕があれば写真や動画を撮ることも可能です。
携帯電話の持ち込みOKです。落下予防に首から下げる紐が必ず必要です。紐付きの防水ケースがよいでしょう。

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15ｍの滝を降りると、峡谷の深部です。このツアーに参加した人だけしか訪れることができない場所です。近くには”蛇渕”と呼ばれる場所があります。由布川峡谷はエリアが12kmあると言われていますが、その12kmの中でも最も狭い場所が、”蛇渕”にあります。最も狭い場所で2m以下しかありません。
由布川峡谷は20m～80mの深さがあると言われていますが、蛇渕付近は深さが50ｍ程はあると思われます。狭くて深いまさに峡谷です。

蛇淵を先に進むと、チョックストーンのある場所に出ます。峡谷の壁に支えられて、高さ15ｍあたりの空中に大岩が挟まっています。先年の大地震でも落ちずに、威風堂々たる存在感を持っています。
15mの滝から、蛇渕、チョックストーンあたりのエリアは、正午頃の2時間程度しか底に太陽が差し込みません。だからでしょうか、陽光が峡谷の底に降り注ぐ様は絶景で、峡谷の壁の黒と、苔や樹木の緑と、太陽の光、この3つのコントラストは、我々由布川峡谷の深部を訪れた者に感動を与えてくれます。